

Copyright
JD all rights reserved |
 |
地震発生の仕組み |
|
地震とは、地球内部の断層破壊により引き起こされるエネルギーの放出現象です。地震の破壊が始まった地点を震源といい、
震源の真上にあたる地表の地点を突央と呼びます
|
|
  |
|
@海洋プレートが陸側のプレート部に沈み込む
A陸側のプレート先端部分が海側のプレートにより引きずり込まれる
B陸側のプレート先端部分のひずみが限界に達し、プレート境界付近の破壊により地震が発生
|
|
プレート間で起きる地震 |
|
太平洋プレートやフィリピン海プレートが沈み込む、日本海溝、相模トラフ等の付近で発生するタイプの地震です。
実例としては関東大震災(M7.9)東南海地震(M7.9)十勝沖地震(M7.9)などが挙げられます。時に海底の変動により津波が発生することがあります。
|
|
P波、S波とは |
|
P波(Primae・初めの)=縦波・S波(Secundae.・第2の)=横波といいます。
縦波は地盤の仲縮の変化が伝わるもので、地震波の進行方向と同じ方向に振動します。それに対し横波は地震波の進行方向に直角な面内で振動します。この2つの地震はそれぞれ速度が異なり縦波が一番速く、2番目に横波となります。
|
|
縦波(P波) |
横波(S波) |
|
 |
 |
|
この最初に来る縦波を利用し、列車の運行やガス管などのライフラインを制御し、地震による被害を最小限に抑える為に開発されたものが、今話題となっている早期地震警報システムです。
|
|

|
 |
陸域の地震 |
|
陸域で起きる地震の特徴として、比較的浅いところで発生し、時に兵庫県南部地震(M7.2)や、新潟中越地震(M6.8)のような都市部直下で発生し、規模の割には非常に大きな被害をもたらすことがあります。
このような地震の時、地盤を動かすものも活断層と呼び、日本列島では約2,000本の活断層が確認されています。
|
|

「地震調査研究推進本部資料」による |
|
地震の規模 |
|
地震の大きさ、つまり地震の規模を表す尺度がマグニチュード(M)です。
マグニチュードは震源域で放出されたエネルギーと密接な関係があり、マグニチュードが0.2大きくなるごとに地震エネルギーは約2倍となります。
Mが0.4大きいと 地震エネルギーは2×2で4倍になり、
〃 0.6 〃 〃 2×2×2で8倍になります。
|
|
マグニチュードと地震エネルギーの関係
 |
|
地震が起きた際各地点での揺れの程度を表す尺度を震度といいます。基本的に震源より離れる程、値は低くなります。
|
 |
震度とマグニチュードについて |
|
地震がひとつあればこれのマグニチュード(M)は、理論的には1つしか存在しません。マグニチュードは、その地震から放出されたエネルギーの強さを表したものです。これに対して震度とは、「揺れる程度」をあらわしたものです。
たとえば地震が起きた場合、その地震のエネルギーは地震波という形で地表の各場所を揺らします。揺らす程度は場所によって違い、一般に震源から遠く離れればそれだけ揺れは小さくなります。この「揺れの程度」を表す目安が震度です。マグニチュードという言葉は、「この地震のマグニチュードは8である」等と使われ、震度は「この地震の横浜での震度は3であった」と使い、震度がいくつであったという場合には、必ず「どこで」という場所が指定されます。

|
|
【気象庁震度階級関連解説表】平成8年10月施行 |
|
|
※上図の拡大図はこちら
| 地震規模と経験則 |
| 地震の規模(M) |
経 験 則 |
| M 9以上 |
日本付近で起きたことはありません。
1960年のチリ地震、1964年のアラスカ地震などはM9以上の超巨大地震だと考えられています。 |
| M 8.5以上 |
最大級の地震で、全世界を通じて10年に1度ぐらいしか起きません。 |
| M 8以上 |
第一級の地震で、内陸に起きれば最大級の災害を起こします。震源が海底で浅い場合には大津波が起きます。日本付近では10年に1度ぐらいの割合で起きます。 |
| M 7.5前後 |
かなりの大地震で、内陸に起きれば大被害を生じます。震源が海底で浅い場合には津波が発生します。 |
| M 7前後 |
地震が内陸に起きればかなりの被害を生じます。
震源が海底で浅い場合には小さな津波が発生することがあります。 |
| M 6前後 |
震源が内陸で浅い場合には小範囲で被害が生じます。
このクラスの海域に発生した地震で、津波が発生することはほとんどありません。 |
| M 5前後 |
地震で被害が生じることはほとんどありません。
しかし震源が極めて浅い場合には、まれに局地的な小被害が発生することがあります。 |
| M 4前後 |
被害を生じることはほとんどありません。2〜3の県にわたって有感となる程度の地震です。
私たちがよく感じる地震ではこのクラスのものが多いのです。 |
| M 3前後 |
震源が浅い場合、震源地付近の小範囲で人体に感じます。
しかし震源が数10kmより深い場合には感じません。 |
| M 2前後 |
地震計に記録されるが人体には感じません。
しかし震源が極めて浅い場合に、まれに人体に感じることがあります。 |
| 過去の地震被害統計 |
| 地 震 名 |
死者
(人) |
不明
(人) |
負傷
(人) |
住 宅 (棟) |
| 全壊 |
半壊 |
一部破損 |
| 新潟地震 |
1964.6.16 |
26 |
- |
447 |
1,960 |
6,640 |
67,825 |
| ‘68十勝沖地震 |
1968.5.16 |
48 |
4 |
329 |
676 |
2,994 |
15,483 |
| 伊豆半島沖地震 |
1974.5.9 |
30 |
- |
102 |
134 |
240 |
1,917 |
| 伊豆大島近海地震 |
1978.1.14 |
25 |
- |
205 |
96 |
616 |
4,159 |
| ‘78宮城県沖地震 |
1978.6.12 |
28 |
- |
1,247 |
1,279 |
5,719 |
126,875 |
| 浦河沖地震 |
1982.3.21 |
0 |
- |
151 |
12 |
30 |
642 |
| 日本海中部地震 |
1983.5.26 |
104 |
- |
324 |
1,584 |
3,515 |
5,962 |
| 兵庫県南部地震 |
1995.1.17 |
6,433 |
3 |
43,792 |
104,906 |
144,247 |
263,702 |
| 平成12年鳥取西部地震 |
2000.10.6 |
- |
- |
182 |
435 |
3,101 |
18,544 |
| 平成13年芸予地震 |
2001.3.24 |
2 |
- |
288 |
70 |
774 |
49,223 |
| 宮城県北部連続地震 |
2003.7.26 |
- |
- |
677 |
1,276 |
3,809 |
10,976 |
| 平成15年十勝沖地震 |
2003.9.26 |
- |
2 |
849 |
116 |
368 |
1,580 |
| 新潟中越地震 |
2004.10.23 |
67 |
- |
4,805 |
3,175 |
13,794 |
104,840 |
| 福岡西方沖地震 |
2005.4.20 |
1 |
- |
1,087 |
133 |
244 |
8,620 |
| なお全国各地で発生した地震についての詳しい資料が、地震調査研究推進本部資料のページにあります。 |
|